【HSP向け】「仕事に行きたくない」ときの対処法|繊細さんにおすすめの仕事も紹介

どんな仕事も向いていない気がします。
もう、仕事に行きたくありません。


HSPのせいで、毎朝「仕事に行きたくない」と感じている人は多いのではないでしょうか。



本記事では、転職、休職、副業、フルリモートを経験した “超絶HSP” の筆者がたどり着いた、「仕事にいきたくないときの対処法」についてまとめています。



記事を読み終える事には、HSPでも健やかに、前向きに働くための方法がわかりますよ!


\ 本記事がおすすめな人 /

・仕事に行きたくないときの対処法が知りたい
・HSPに向いている仕事が知りたい
・理想のキャリアを見つけたい




この記事を書いた人
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「むねちむ」

・転職経験は4回
・極度のHSP(体調不良→退職経験あり)
・現在はフルリモートWebマーケター

副業ブログ運営中




HSPが「仕事に行きたくない」と感じる要因は4つ



繊細さんは一般の人より「仕事いきたくない!」と感じる機会が多くあります。


理由は、繊細な性格・性質的に、ちょっとしたことにもストレスを感じやすいからです。



特に、次の4つは個人的にも大きなストレスを感じます。



✔ 仕事に行きたくない主な要因

・人間関係がギスギスしている
・仕事の成果が出せない
・成長している実感がない
・残業が多く、休みが取りずらい



人間関係がギスギスしている



「共感力」がすこぶる高いHSP。

そのため、他人の感情に気分を左右されやすい性質があります。


たとえば、仕事で誰かイライラしていると、自分もイライラ。

誰かが怒られていると、自分が怒られているような気分になってしまうことも。



人間関係でストレスがかかる仕事は、「職場に行きたくない」気持ちが芽生える大きな要因になります。




仕事の成果が出せない



仕事で成果が出せないと、「仕事いきたくない」ってなりますよね。


とくにノルマや競争が激しい仕事だと、自己評価の低いHSPには地獄のような毎日です。


プレッシャーも相まって、「仕事がつらい」「行きたくない」と感じるようになってしまいます。



成長している実感がない



仕事で成長している実感がないと、「働きたくない」という感情が芽生えてきます。


カンタンな仕事しか任せてもらえなかったり、目指したいキャリアとは違う仕事しかやらせてもらえない場合は、成長を感じられなくなります。


結果的に、「何のために働いているのか」わからなくなり、仕事に行きたくなくなってしまうのです。



残業が多く、休みがとりづらい



人一倍気疲れしてしまうHSPは、残業時間が多かったり、有給がとりにくいような仕事も向いていません。


一年を通して、休めない状況が続くような仕事は、できるだけ避けたほうがいいでしょう。




以上、HSPが「仕事にいきたくなくなる」要因でした。


これらの仕事は、HSPとって大きなストレスなので、できるだけ該当しない仕事を選ぶようにしましょう。



・人間関係がギスギスしている仕事
・仕事の成果が出せない仕事
・成長が感じられない仕事
・残業が多く、休みがとりづらい仕事






「仕事に行きたくない」を解消する方法



「仕事にいきたくない」気持ちを放っておくと、休日も気落ちしたり、体調を崩したりと、私生活にも影響する場合があります。


そこで、筆者のわたしも過去実践してきた、3つの対策をご紹介します。



社内でストレス軽減法を考える



まずは、会社内で完結できそうなストレス軽減法を探してみましょう。

社内の小さなストレスを減らすだけでも、仕事に対するネガティブな気持ちがなくなっていきます。


イメージとしては、次のような感じです。



対策例


悩み:空調や光など、オフィス環境のストレスがある
対策:週1~でもリモート対応できないか会社に相談

悩み:電話対応が多くて辛い
対策:3回に1回は「電話にでない」ルールにする(※他にも対応者がいる場合)

悩み:オフィスで頻繁に声をかけられる
対策:空き会議室を利用して、一人の作業時間を確保

悩み:コミュニケーションが多くて疲弊する
対策:ランチはできるだけひとり時間に

悩み:今の職種やチームに対してストレスがある
対策:「社内異動」が出来ないか会社に相談




このように、自分の中でルールを決めたり、会社側と相談して解決できそうなことを実践してみましょう。


わたしの場合、一人の作業時間をうまく作ることで、ストレス軽減になりました!




副業に挑戦してみる



副業力は、あなたの働き方の選択肢を増やしてくれます。


✔ 副業で増える選択肢

・副業を本業にする(起業・フリーランス)
・本業を「給与<好きなこと」基準で選べる
・未経験の職種にも転職できる


フリーランスなら、場所、時間、仕事内容など、すべて自由にコントロール可能。


副収入があれば、本業の給与が少し低くても、「やりたい」を優先して仕事を選ぶこともできますし、

副業で身につけたスキルを活かし、異業種・未経験職にチャレンジすることも。



このように、副業力があれば、ストレスの少ない働き方を選べるようになります。


「本業に依存しなくてもいい」という心の余裕が生まれるのもメリットですね!






転職して仕事を変える



今の会社が合わない場合は、思い切って転職しましょう。


わたしも経験ありますが、一度抱いた「辞めたい」気持ちって、簡単に切り替えられないですし、モチベーションも保てません。


やりたいことが明確なのであれば、早い段階で見切りをつけ、人生を有意義に過ごしたほうがいいです。



ただし、計画性がないと、転職先でも同じ悩みを抱える危険があります。


転職する場合は、自己分析の徹底や、事前対策をしっかりおこなうようにしましょう。


転職は、いろんな転職エージェントを使い倒すのがおすすめ。
ノウハウや情報もたまりやすいですからね!





・社内でストレス軽減法を考える
・副業に挑戦してみる
・転職する




限界なら「休職」や「退職代行サービス」を検討



「限界すぎて何もできる気がしない」という方は、無理せず「休職制度」を利用しましょう。



「休職制度」

ケガや体調不良、その他の理由で一時的に仕事を休みたい時に利用できる制度。


メンタル不調の休職は、「傷病手当金の対象」なので、お金の心配をすることなく回復に専念できます。



また、一刻も早く退職したい場合は、「退職代行サービス」を利用する手段もあります。



✔「退職代行サービス」

本人が会社とやり取りすることなく、第三者のプロが退職手続きをすべて代行してくれるサービス。


様々な理由から、自分ひとりでは退職できずになやんでいる方は、このサービスを利用すれば完全退職まで徹底サポートしてもらえます。



人生100年時代、「心身の健康」は、最も優先すべきこと。


限界突破してしまう前に、「休職制度」や「退職代行サービス」を利用して、自分を守る勇気が大切です。






繊細さんにはWeb職が向いている!(理由は5つ)



HSPに向いている仕事として、「Web職」はおすすめの職種のひとつです。


理由はおもに5つあります。



\ HSPにWeb系職が向いてる5つの理由 /

・コミュニケーションが少なくて済む
・細かな作業に向いている
・クリエイティブ力が活かせる
・市場価値が高くなる
・働き方が選べるようになる



コミュニケーションが少なくて済む



Web系の仕事は、基本PCと向き合い作業することが多いので、コミュニケーションは比較的すくなめです。


対人関係でストレスを感じやすいHSPにとって、コミュニケーションを極力しなくていいWeb系の仕事が向いています。




繊細な性格が活かせる



HSPは、ささいなことにも敏感な性質なので、細かなミスにも気が付いたり、ちょっとした違和感を察知できます。


Web系の仕事は、数字を扱ったり、細かいことに気をつかう仕事が多いので、このHSPの性質が強みになることが多いです。


職人気質な人も多いので、こだわりを持って何かを作りあげるWeb系の仕事は、性格的にも向いているでしょう。





クリエイティブ力が活かせる



Webデザインや、Web広告の企画など、Web系の仕事ではクリエイティブ力が求められる場面が多くあります。


「感受性」の高いHSPは、クリエイティブな仕事にも向いているので、Web系の仕事でもその力を活かすことが出きます。



市場価値が高くなる



IT人材は、今後も需要がどんどん増える一方、絶賛の人手不足。


つまり、Webスキルがある人材は、今後も市場価値が高い存在になれるというわけです。


将来性のあるスキルを身につけられるという点でも、Web系職はおすすめの仕事だと言えます。




働き方が選べるようになる



Webスキルが身につくと、働き方も柔軟に変えらえれるようになります。


たとえば、Web系職であればフルリモートで働ける会社も多くなっています。


また、本業で身に着けたWebスキルは、そのまま副業に生かすこともできますし、フリーランスとして起業するにも相性がいいスキルです。



✔ Web系職で増える働き方

・フルリモート勤務
・Web副業を始める
・フリーランス、起業する



今の時代、Webスキルさえあれば、働き方を柔軟に選べるので、ストレスを抱えやすいHSPにはとてもおすすめです。



以上、Web副業がHSPにおすすめな理由5選でした。



・コミュニケーションが少なくてす
・繊細さが活かせる
・クリエイティブ力が活かせる
・市場価値が高くなる
・働き方が選べるようになる




HSPにおすすめのWeb職5選



おすすめのWeb関連職をまとめました。


未経験から学習し、仕事にすることもできるので、気になるものがあれば挑戦してみましょう。



※平均年収の参照資料元

・厚生労働白書「平均給与(実質)の推移」令和2年版
・国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査」




Webマーケター



Webマーケターの仕事は、Webサービスやツールを利用して、集客・宣伝戦略を考える仕事です。


仕事内容が幅広いので、職種も細分化されていることが多いです。


✔ Webマーケターの仕事内容

・Webサイト運営(SEO対策)
・Webコンテンツ制作(商品LP、広告など)
・Web広告運用(SNSや広告配信メディア)
・SNSアカウント運用(フォロワー獲得施策)
・Webデータアナリスト など


年収は、正社員の平均で597万円と高め。


未経験からだと300万円代と低い場合もありますが、成果を出せば昇給も早く、大手企業への転職もしやすい職種なので、数年で大幅な年収アップも目指せます。


ちなみに、私は約3年で年収250万アップしましたよ!


「どんな仕事か体験してみたい」方は、いろんなWebマーケティングスクールで無料体験ができるので、是非参加してみてくださいね。





Webライター


Webライターの仕事は、Web上の文章コンテンツを制作することです。


✔ Webライターの仕事内容

・自社サイト内の記事作成(コラム・商品紹介)
・広告用の記事作成
・企業ブログの記事作成
・個人ブログの運営 など



必要なスキルは、文章力のほかにも、Webマーケティングの知識や、ITリテラシーなどが求められます。


未経験から目指す場合は、個人ブログや副業案件で実績を作ることから始めるのがいいでしょう。


ライターに興味がある方は、個人ブログやSNSで、まず文章を書いてみるのがおすすめですよ!






Webデザイナー



Webデザイナーは、Webサイト制作・企画・デザインを行う仕事です。


単にデザインだけ考えるのではなく、市場調査、スケジュールやメンバー管理などのディレクション業務を行う場合もあります。


✔ Webデザイナーの仕事内容

・競合調査(Webサイトの構成やデザインなど)
・Webサイトの構成
・デザイン、レイアウトの企画考案
・プログラミング言語を利用したコーディング
・制作のディレクション など


Webサイトを必要としている個人事業も増えており、案件需要は引き続き高まっています。


その分、Web制作の技術やトレンドの変化も早いので、常にアンテナを張って学び続ける姿勢が求められます。






動画クリエイター



動画クリエイターは、広告用の動画や、企業のPR動画、SNS動画の企画から制作を行う仕事です。


✔ 動画クリエイターの仕事内容

・TVCM動画の企画、編集
・SNS動画の企画、編集
・企業PR動画の企画、編集
・Web広告動画の企画、編集 など


自分が作った動画を、いろんなメディアを通じて見てもらえるので、社会に与える影響を実感しやすい仕事です。


また、動画市場は右肩上がりで伸びており、クリエイターの需要はますます高まっています。


1つの作品を仕上げるまでに、細かな調整や長時間の作業が必要なので、編集やクリエイティブな作業に没頭できる方に向いています。





プログラマー



プログラマーの仕事は、WebサービスやWebシステムの設計~開発を行う仕事です。


✔ プログラマーの仕事内容

・Webサイトやアプリのシステム構築
・スマホ、テレビゲームの制作
・IoTシステム構築
・サーバーの保守管理 など


複数あるプログラミング言語ごとに出来ることが異なるので、どの言語をマスターするか、どんな企業で働くかによって、仕事内容や年収は大きく変わります。


人材不足も深刻なので、優秀な人ほど高額な報酬で奪い合われています。


また、プログラミングは世界共通の言語なので、コードさえかければ国内外問わず仕事をすることも可能。



習得難易度はそれなりに高いですが、本気で目指したい方はチャレンジする価値のある仕事です。



>>プログラミングとマーケティング、どっちがおすすめ?




キャリア迷子になっているときの対処法



結局、どの仕事が自分に合っているのかわかりません。


このように、キャリア迷子になっている場合は、まず徹底した自己分析をして「自分軸」を見つけましょう。


人生における大事な決断をするとき、「自分軸」が定まっていれば、選択に迷わず、失敗することもありません。


ここでは、「自分軸」を見つける方法として、2つご紹介します。



✔ 自分軸を見つける方法

・2つの公式で「やりたいこと」を見つける
・キャリアコーチングを受けてみる



本音で「やりたいこと」を見つける



まずは、本音ベースの「やりたいこと」を見つけましょう。


この方法は、さまざまなキャリア・転職本でも紹介されている方法です。



✔ 参考文献

・世界一やさしい「やりたこと」の見つけ方(KADOKAWA)
・あなたの知らないあなたの強み(日経BP)
・苦しかったときの話をしようか(ダイヤモンド社)



有名なマーケター「森岡毅」さんも、著書やテレビ番組のインタビューで同じような考え方を語っていますよ!


「やりたいこと」は、2つの簡単な公式で見つけることが出来ます。



\ 「やりたいこと」を見つける2つの公式 /

①「好き」×「得意」=「やりたいこと」
②「やりたいこと」×「あなたの価値観」=「本当にやりたいこと」

あなたの「3つの軸(好き・得意・大事)」を探す
3つの軸が重なることを探す


具体的なイメージも見てみましょう。



\ 具体例 /


事例1

・すきなこと:ファッション
・得意なこと:デザイン
・大事なこと:いつまでも新しい体験がしたい

つまり、ファッションデザインを通じて、常に新しい体験を届けていきたい。


事例2

・すきなこと:IT技術
・得意なこと:わかりやすく伝える
・大事なこと:人生に夢中になりたい

つまり、人生に夢中になってほしいから、IT技術の可能性を伝えていきたい。


事例3

・すきなこと:動物
・得意なこと:学んで人に伝える
・大事なこと:人も、動物も大切にしてほしい

つまり、ペットについて学び、人に伝えることで、いのちの大切さを伝えていきたい。



このように、ここまで見つけてきた3つの軸を組み合わせれば、あなたが本当に「やりたいこと(自分軸)」を見つけることが出来ます。


「自分軸」さえ明確になれば、仕事を選ぶときも、人生で大事な決断をするときも、もう迷うことはなくなります。


まだ「やりたいこと」が明確ではないという方は、この公式を利用してみてくださいね。


詳細は別記事(下記リンク)でも紹介していますよ!






キャリアのプロから指導を受ける



ひとりで「やりたいこと」探しをしても、本当に正しいか自信が持てません。


そのような方には、キャリアコーチングスクールがおすすめです。


キャリアコーチングスクールでは、プロのキャリアアドバイザーが、あなたの理想の働き方・生き方を見つける手助けをしてくれます


また、理想を実現するためのキャリア戦略から、実行すべき具体的なアクションまでフォローアップしてくれるので、「自己満足して終わり!」になる心配もありません。



「無料体験だけでも効果があった」と評判も高いので、キャリア迷子の方は是非体験してみてください。


わたしもキャリアコーチングを受けて「やりたいこと」をみつけられた一人!
おかげで、未経験から大手広告代理店に転職できるまでになりました!








まとめ:HSPは性質に合った働き方を見つけよう!



以上、HSPが「仕事に行きたくない」と感じる理由と対策についてでした、


最後に、本記事のまとめです。


✔ 仕事に行きたくない」と感じる主な要因は4つ
・人間関係がギスギスしている
・仕事の成果が出せない
・成長を感じない
・残業が多く、休みがとりずらい

✔ 仕事に行きたくないときの対処法
・社内ストレスの解消法を探す
・副業に挑戦する
・転職する
・限界なら休職や退職代行を使う

✔ 繊細さんにWeb職が向いている5つの理由
・コミュニケーションが少ない
・繊細な性格が強みになる
・クリエイティブ力が活かせる
・市場価値が高まる
・働き方の選択肢が増える

✔ HSPにおすすめの仕事5選
・Webマーケター
・Webライター
・Webデザイナー
・動画クリエイター
・プログラマー

✔ キャリア迷子の対処法
・こころから望む「やりたいこと」を探す
・キャリアコーチングスクールを利用する

いろんな場面でストレスを抱えやすいHSPですが、その性質が武器になる仕事も多くあります。


「仕事にいきたくない」という憂鬱な毎日を抜け出すためにも、本記事で紹介したことを是非試してみてくださいね。