うつになりやすい人の特徴|つらくなる前に自分を守る方法

「うつ病は、心がよわい人がなるもの。」

過去、わたしは『うつ病』に対してそんな偏見を持っていました。

しかし、そんな私も精神的につらくなってしまったことがあります。

頭痛や吐き気、動悸など、仕事ができるような体調ではなくなり、こんなにも辛いものなのかと身をもって体感することになりました。

人と会うのが怖くて引きこもる生活がしばらく続くなど、とてもショックが大きかったのを覚えています。

心の病は、誰もがかかってしまう可能性があります。

今回は、どんな人が、どんな思いで心を病んでしまうのか。

また、どのように改善していけばいいかについて、お伝えしていきます。

うつ(鬱)と診断されて休職した体験談

うつ病の体験談

私が精神的に落ち込んでしまった原因は、転職した職場の環境が合わなかったことが要因でした。

新しい環境で、何とか成果を出さなくてはという気持ちと、自分を成長させたいという思いを強く持って業務に励んでいました。

その為、与えられた仕事や自分ができそうな仕事に関しては率先して対応しようと心掛けたのですが、これが大きな落とし穴でした。

職場環境が変わったことで、これまでの業務ルールとはちがうやり方を覚えなくてはならず、それだけでもかなりの作業量です。

そこに、新たな業務を与えられ、やれると思ったことにはすべて飛びつくという日々を送っていたら、まったく手が回らなくなってしまったのです。

小さなミスが積み重なり、気が付いたらどれも中途半端。

完璧にしなければという思いが募るほど、すべてがうまく回らない状況に重度のストレスを感じ始めます。

周囲も自分と同じように忙しいに決まってる。

そう思い、誰かに助けを求めることも出来ない状況を自分で作ってしまい、ひとりですべてを抱え込んでしまうようになります。

その結果、気が付いたら会社にも行くことが出来ないくらいに体調が悪くなってしまい、 病院にいくことへ。

結果、抑うつと診断され、しばらく休職することを余儀なくされてしまったのです。

仕事は同僚に引き継ぎ、上司にも謝罪して休んだものの、普段から人に迷惑をかけることにストレスを感じる性格だった為、休んでいること自体が悪いことだと感じる毎日が続きます。

精神科に言っていること自体、ネガティブにとらえてしまい、

(なんてダメな人間だ)

と自分を追い込んでしまいました。

医者:「外にでて、気分転換をしてくださいね。」

そういわれても、

(仕事を休んでいる身なのに、、。)

と罪悪感にさいなまれてしまい、外にも出ない日々が続きます。

そして、こんな自分をきっと周りの人は

「なんて弱くてダメなやつなんだ。」

と思っているに違いないと感じるようになり、人と会うことさえ恐怖になってしまったんです。

このように、やること、考えることすべてがネガティブになってしまってしまうという、とても辛い生活が数か月続いてしまったのです。

幸運なことに、傷病手当はしっかり頂けてお金に困ることもなかったですし、お付き合いしている人が常に支えてくれていたということもあって、現在は気分も体調もある程度回復することが出来ています。

正直、うつ病がこんなにも辛いものなんだと、自分が体験して初めて知ることになったのです。

うつ病になりやすい人の特徴

うつ病のイメージ

さて、私のうつ病になった体験談をお話しさせていただきましたが、うつ病は誰しもがかかる可能性のある病気です。

そんなうつ病になってしまう人にみられる人にはいろんな特徴があります。

そのうちの一つが『自己犠牲型』の人です。

自己犠牲型の人の特徴

・誰かのためについつい頑張ってしまうおせっかいさん
・周囲から頑張り屋さんだといわれる人
・嫌なことを引き受けてその場をまるく収めようとする人

周りからすれば、気が利いていい人だと思われるかもしれませんが、このような特徴の人は、悩みや苦しみを一人で抱え込んでしまう傾向にあります。

また、『完璧主義』な人も、うつになりやすい人の特徴です。

自分の行動や課題に対して、完成度の高い成果を求めてしまう為、出来なかったときやミスしてしまったときのストレスが他の人に比べて大きなものになってしまいます。

私もそうなのですが、うつ病になってからも、

完璧主義な人の特徴

・完璧な仕事ができない自分へのストレス
・精神病院に通っていることをネガティブにとらえる
・会社への信頼を損ねてしまったというストレス

この気持ちが毎日のように理想の自分を高めていたせいで、できない自分の心を圧迫していました。

「いい加減なくらいでいても大丈夫だよ。」

病院でそうアドバイスされても、いい加減にすることは完璧主義なポリシーに反するという気持ちになり、さらに自分を追い詰めてしまうんです。

このように、自分に厳しかったり、ついつい人の分まで頑張りすぎてしまう人は、気が付いたら精神的に追い詰められてしまう可能性があるでしょう。

もっと自分を大切にする習慣を

自分を大切にする

自己成長欲が高く、完璧を目指すことは悪いことだとは思いません。

しかし、知らず知らずのうちに自分を大切にすることを忘れてしまい、体調を崩してしまうのは本末転倒です。

やる気がある、責任感が高い人ほど、自分の心や体に無理をして、ふとした時に落ち込んでしまいます。

そうならない為にも、『自分を守る』という習慣を身に着ける意識をすることが大切になってきます。

自分を守るというのは、ただ単に『あまやかす』ことや『休暇』を取るということではなく、心が傷つかない為に対処方法を学ぶことです。

一つは、攻撃的な言葉の人に対して、言い返す勇気をもつこと。

たとえば、友人が誰かに責められているときは、代わりに言い返してあげられるけど、自分が責められる立場になったとたん、何も言い返せなくなってしまうような人は、『自分を守る』ための行動がとれていない人になります。

もちろん、大きな声で怒鳴り散らしたり、理不尽に悪口や意地悪をしてくる人に対して言い返すことは、火に油をそそぐことになるかもしれません。

しかし、言い返す勇気を持たない限り、『無抵抗なカモ』として一生その人に付きまとわれてしまう可能性もあります。

この人は『抵抗してくる人』なんだと相手に気が付かせることは大事なことです。

もし、嫌な思いをしてくる人がいるのであれば、勇気をもって少しだけいいかえすようにしましょう。

しかし、そう簡単に強気になることも難しいですよね。

その場合は、表情で伝えるというのも一つテクニックです。

嫌なことを言われたら、

(私は今怒っていますよ。)

と、 怒っている、気分がわるいくしたということを表情で表現してあげることで、相手に感情を伝えることが出来ます。

相手も「この人は抵抗してくる人なんだ」と気が付かせることが出来るので、あなたと距離を置いてくれるようになります。

また、それでも鈍感に気が付かない人もいますよね。

そういった方は基本的に打たれ強く、何をしてもさらにかぶせて反論してきます。

そういう場合は、極力距離を置き、離れることです。

話しかけられたら席を外す、「忙しいのですみません」と断るなど、相手と接触する時間をなるべく取らないよにしましょう。

『嫌われたらどうしよう』という考えにとらわれすぎてしまうと、あなたは一生その人の言葉の暴力から自分を守ることが出来ません。

人間100人いたら、気のあう人は20人しかいないといわれています。

であれば、自分のことを大切に思っている人を大事にしてあげればいいんです。

万人から好かれる人なんてこの世にはいないのですから、自分を攻撃する人からは関係を持たないようにしましょう。

攻撃をしてくる人をいたわるより、まずは自分のことを優先し、自分を守ることを考えてあげましょう。

幸せホルモンを増やし、心を健やかにしよう

安心ホルモン

脳には、感情によってさまざまな成分が分泌される仕組みがあるのですが、その中に、『セロトニン』という成分があります。

この成分が多いと、脳はリラックス状態になり、気分を健やかにしてくれるんです。

うつ病の人は、『セロトニン』の成分量が極端に低下しているので、不安な気持ちになってしまいます。

さらに、『セロトニン』が減り続けると、共感性や意欲性をつかさどる『前頭前野』という部分の機能も低下し、社会行動に大きな影響を与えてしまうんです。

しかし、普段の生活で、この『セロトニン』を増やす方法というのがあるんです。

タンパク質を積極的にとる

タンパク質

タンパク質には、『セロトニン』を増やす効果があります。

普段、お弁当や麺類など、栄養バランスのとれた食生活を送れていない人などは、意識してタンパク質がとれる食生活に見直すことで、不安な気持ちを現象させることが出来ます。

肉、魚、たまご料理など、タンパク質の多いメニューを食べるようにして、脳内の健康も保てるようにしましょう。

日光を浴びる

太陽の光は、人間の体内リズムを正常に整えてくれます。

朝、日光をあびることで、『セロトニン』を増加させ、幸せホルモンを出すことが出来ます。

また、普段つかれやすかったり、なかなか寝付けない人なども、日の光を浴びることで解消することに繋がります。

カーテンを閉め切っている部屋や、日当たりの悪い部屋に住んでいる方は、できるだけ朝ベランダに出たり、数分散歩することを心がけましょう。

お風呂にゆっくり入る

お風呂に入る

私もそうなのですが、現代の人は、湯船につからず、シャワーで済ませてしまうことが多いかと思います。

しかし、ゆっくりとお風呂につかることで、『セロトニン』を分泌させ、リラックスすることが出来るんです。

忙しい人はなかなかお風呂を沸かすことが億劫になりがちですが、できるだけ湯船につかり、自分のためにリラックスする時間を作ってあげましょう。

リラックスできる場所をみつけておく

うつ病の人は、人と接触することに恐怖を覚えます。

その為、自分の部屋に引きこもりがちになるのですが、余計なことばかり考え、不安を余計にあおってしまうことに繋がります。

そんなとき、自分がリラックスできる場所があれば、ネガティブスペースから抜け出し、気持ちを晴れやかにしてくれます。

静かな公園や、静かなカフェ、汗をながすことが好きなら、スポーツジムなんかでもいいと思います。

自分が安心でき場所を複数持って置き、できるだけ部屋から出かけられるようにしましょう。

POINT!

☛タンパク質を摂取することを意識!
☛朝起きたら日光浴する習慣づくり!
☛シャワーだけよりお風呂につかる!
☛リラックスする場所を見つける!

ということで、今回は『うつ病』になりやすい人をテーマに書いてみました。

身体は、傷ついたら目に見えて危険度を把握できますが、心のキズは見ることが出来ません。

視覚的にわからないキズだからこそ、深手を負ってもフォローしてあげられず、手遅れになってしまうことが多いのがうつ病です。

最近やる気がでてこない。

ため息ばかりついてしまう。

少しでもそう思ったときは、自分に優しくなって、幸せホルモンをだす習慣を意識してあげてくださいね:)

ではでは!

鬱になりやすい人の特徴
最新情報をチェックしよう!