【実録】人間関係がうまくいかない時に救われた言葉|味方が一人いれば、誰に嫌われたっていいじゃない

私は、小学校の頃にふとしたことでクラス全員からシカトされるゲームの標的になったことがあります。

小学生によくあるおふざけではあるんでしょうが、これが原因で、人から嫌われることにものすごい恐怖を感じるようになりました。

どんな人にも八方美人で笑顔を作り、本音なんて語ることはありません。

しかし、社会にでると、そうも言ってられないですよね。

しっかり言うときは言わなきゃですし、時には嫌われる覚悟も必要です。

社会人になってしばらくは、なかなかこれが出来なくて、対人恐怖な毎日でした。

でも、出会った仲間、そして家族の言葉で、そんな自分を少しずつ変えることが出来たんです。

今回は、受け身な自分を変えてくれた、心に刺さった言葉について話ていきたいともいます。

人間関係や、社会に馴染めず悩んでいる方へ、少しでもポジティブに生きるヒントになれば幸いです:)

一生付き合う人なんて、ほんの一握り

仲間、友人

私は、何度か転職を経験しているのですが、不合格続きで悩んでいた時があります。

何とかしたい一心でネットでいろいろ調べまくっていたら、 『我究館』 というキャリアスクールにたどり着いたんです。

新卒の就活では、出版されてる本『絶対内定』のおかげで、第一志望に入社できたという経緯もあり、信頼もあったので、さっそく飛び込んでみることに。

実際、教員や生徒の熱量も高く、おかげ様で次の転職も成功させることが出来ました。

そんなスクールで、私の担当講師から頂いた言葉を今でも覚えています。

■恩師の心に刺さった言葉■

『人生で一生涯付き合う人なんてほんの一握り。
家族や友人、パートナーくらい。
職場の人間関係なんて、辞めたらそこで終わるんだから、いくら嫌われてもいいんじゃないか。』

そういわれて、なるほどなと思った。

いじめのあった小学校時代の友人で、今も交友している人は一人もいない。

会社に嫌な人がいても、死ぬまで一緒にいるわけではないし、離れてしまえばその関係だってなくなる。

だったら、嫌われることを恐れて動かないよりは、チャレンジして失敗しても経験を積んだほうが人生プラスになるんだと思ったんです。

笑われたって、恥かいたって、会社を辞めて3年たてば、みんなそのことなんて忘れてます。

みんな自分のことで精いっぱいだから、他人の事なんて考えていられないんです。

そう考えられるようになってから、嫌われること、失敗することに少し抵抗感がなくなったのを覚えています。

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たとえ何があっても味方でいてくれる友人

信頼

30代のおじさんだって、恋はします。

数年前、告白されてお付き合いした人がいたんですが、付き合って数週間で

「あ、全然合わない人だ。」

という結果に至り、別れたいと思うようになりました。

でも、もしかしたら何か好きになる部分が見えてくるかもしれないと思い、3ヶ月頑張ってみたんです。

結果、やはりダメでしたので、お別れを告げました。

まあ、こちらから一方的に伝えてしまったので、そりゃあちらは納得いかないし、悪者として周りの友人に愚痴り始めるわけです。

覚悟はしてましたが、それでも

勝手な男だ!

薄情者!

って、たくさんの人からいわれるのは傷つきます。

人間ですから。

でも、そんな中で、唯一仲のいい友人が、その人に言ってくれた言葉が今も心に刺さっています。

■友人の心に刺さった言葉■

「何があっても、俺はおじさんの味方でいることには変わりないかな。
俺はずっと友達でいるって決めてるから。」

その言葉を聞いた時に、こういってくれる人が一人いるだけでも幸せだと思ったんです。

これって、友人じゃなく、付き合ってる人でも同じことが言えると思う。

たくさんの友達がいる人よりも、信頼できる人、信頼してくれる人が一人いることのほうが嬉しい。

人生やなこといっぱいあるし、人間関係だってつらいことが多い。

でも、いつも味方でいてくれる人が一人いるだけで、本当に生きやすくなる。

誰だって、愚痴りたいときだってあるじゃない。
弱音はきたい時だってあるじゃない。

そんなワガママを受け止めてくれて、理解してくれる人がいるのは、すごく有難いと思いました。

家族は最強の味方説

家族

私には姉が二人います。

1人は結婚して子供もいて、地元で平和に暮らしています。

もうひとりは、2度の離婚を経験。

現在は実家にいるのですが、幼い頃から結構な問題児で、両親も頭を抱えていました。

何度も家出したり、暴言を吐いたり、両親との仲は最悪。

しかし、そんな姉は今、 重い精神病にかかっています。

要因となったのが、姉が離婚をする前のこと。

当時、姉と一緒に生活していた旦那は、楽観的で自由な人でした。

私は姉とはそこそこ仲が良く、夫婦の家にはちょくちょくあそびに行っていたのですが、その時私はある異変に気が付いたんです。

洗濯物めっちゃたまってる、、。

干しっぱなし、、。

食器も長い間洗われていない。

毎度あそびにいくと、この状況。

最初は、だらしないなあ。としか思ってなかったんですが、だんだん姉の行動もおかしいことになっていきました。

目の下のクマがひどく、眠れていない様子だったので、

わし「体調わるいの?大丈夫?」

と声をかけると、

姉「そう、全然眠れなくて、、。

姉「どこかから声が聞こえてきて、その声に耳を傾けてたら、気が付いたら朝なっちゃうんだよね。」

おやおや。
何かおかしなことを言っている。

少し不安になったので、旦那にも状況を聞いてみる。

わし「なんか、最近ねーちゃん不思議なこといってない?」

旦那「あー、なんかねー。何かと交信してるみたい。まあ、気にしないで!」

いやいや、普通気にするでしょ。

そして旦那なんだから気にしなさいよ。

って思ったのですが、旦那は休日もあちこち旅行したり、平日も部下と飲み行ったりと家を空けることが多かったようで。

あまり姉の様子に気が付いていなかったようです。

また、長男ぼっちゃんということもあり、旦那の両親は息子がかわいくてしょうがない様子。

姉の家事の出来なさや、子供ができないことへのプレッシャーをいつも与えてきたそうです。

元々、姉は感情が荒れやすく、精神的には強い人ではありませんでした。

そんな姉は、ストレスと寂しさから、見えない何かと会話するようになってしまったんです。

そのことを知った両親は、姉を無理やりにでも病院に連れていくことに。

結果、『統合失調症』という病気でした。

■統合失調症■

極度にやる気が出なくなってしまったり、幻聴や幻覚、自分の感情がよくわからくなってしまう精神的に重い病気です。

それまで、姉は普通に働いていましたし、そのようなそぶりは一切なかったんです。

しかし、両親との関係をうまく出来なかった姉が急に家庭を持ち、姑問題にぶち当ります。

旦那は辛さに気がつかない。
家に帰ってきてくれない。
助けてくれない。

という生活で、ストレス過多になってしまったことで、精神を追いやってしまったのです。

私の父親は、普段寡黙でめったに人の悪口はいわないんですが、この時ばかりは旦那とその両親に対してこう言い放ったんです。

■父の心に刺さった言葉■

「人を幸せに出来ない家に、娘はやれない。」

ものすごく正論です。

でも、それをストレートに言えるって、実はそうそう簡単でもないです。

とくに、うちの父親は寡黙でおとなしい性格。

常に空気を読んで、ニコニコ調和を取ろうと頑張る人間なんです。

そんな父が、自分の子供のために、初めて感情的に正論をぶつけて戦ってくれたのを見た時、

おやじかっこいい!

と思いました。

何十年と親に迷惑をかけてきた姉ですが、父親はそういって病気になった姉を助けてくれました。

たとえ子供に嫌われていようと、親にとっては大事な子供なんです。

たとえ大っ嫌いな親でも、大切に思われているんです。

私は今、都会で働いている身ですが、つらくなったらいつでも帰って来いと言われています。

そう、帰れる場所があるんです。

どんなに都会で失敗しても、きらわれものになっても、迎えてくれる場所があるんです。

そう考えたら、ちょっとやそっと誰かに嫌われようと、失敗しようとも怖くないって思えるんです。

家族はどんな形であれ、味方でいてくれます。

なので、思いっきりチャレンジしていいんです。

そしてつらくなったら、少しくらい家族に甘えてもいいんです。

あなたにも少なからず味方は存在します。

その人がいる限り、どんなに失敗しても、つらくても逃げられる場所はあるんです。

もし、人生へこんだり、悩んだりしたときは、それを思い出してください。

あなたは決してひとりじゃないんですから。

ということで、今回は私が人生において心に刺さった言葉を紹介してまいりました。

若干精神カウンセリングチックな部分もありましたが、私自信本当に支えられた言葉です。

少しでも、あなたの悩みもポジティブになってくれたら幸いです:)

ではでは!