完璧主義と上手に付き合う方法|人は不完全だから成長できる

  • 2019-12-08
  • 2019-12-09
  • 人生

多くの自己啓発本やセミナーでは、完璧主義はあまりよろしくないイメージで語られています。

私自身も、完璧を求めるあまりに自分を追い詰めてしまったり、誰かを批判してしまうことがありました。

でも、大人になればなるほど、体に染みついた考え方や性格を簡単にかえるのが難しいのも事実。

今回は、完璧主義ははたして本当にいけないことなのか。

また、完璧主義な人が、どのように人生をポジティブにしていけばいいかについてお伝えしていきます。

どんな人にだって穴はある

穴

あなたが思う完璧な人とは、どういった人でしょうか。

テストで100点とれる人?

仕事で優秀な成績を収める人?

人それぞれいろんな考え方があると思います。

では、あなたから見て、そのような人を完璧だと思う理由はなぜなのでしょうか。

私もいろいろと完璧だと思う人を上げて、特徴を考えてみたんです。

そしたら、自分が関心のある分野で大きな成果を達成している人に、『完璧な人』という冠を与えていることに気が付いたんです。

例えば、いつもテストの点数が平均80点のA君がいたとします。

彼からしたら、全教科100点満点を取ったBは完璧な人になりますよね。

数字だけ見たら欠点なんてどこにも見当たりません。

A君:「いつも勉強出来て、本当にB君は完璧な人だ。」

そう思っています。

しかし、そんな満点を取ったB君は、実はA君が完璧な人だと思っています。

A君は運動神経もよく、フレンドリーで友達も多い。

女の子からも人気で、いつも楽しそうにしている。

成績だって学校内では平均以上だから、進学だって問題ないだろう。

毎日勉強ばかりで運動部にも所属していないし、女性とも話すのが苦手でやることは勉強ばかりのB君にとっては、

B君:「A君は器用で人気者だし、勉強の成績も悪くない。なんて完璧な人なんだ」

という印象を持っています。

さて、ここで考えてほしいのは、完璧な人という定義についてです。

完璧という言葉は、実は結構曖昧で、その人が育ってきた環境や経験、知識によって変わってきます。

つまり、あなたが感じている『完璧』というのは、あなたが作った『ものさし』の中で図られていることになるんです。

そして、『完璧』という言葉には自分に暗示をかけるかのように、100%やらなくていいことでも、『絶対!』という感情を生み出します。

この洗脳に捕まると、人は自分の能力以上の『完璧』を目指しては挫折し、自分を責めてメンタルを削ってしまうのです。

何かにチャレンジする場合は、一つ一つステップを上ってレベルアップしていく必要があります。

完璧主義は、『常に頂上にいなければいけない』という思いから、自分で自分をリスキーな立場に追い詰めてしまう可能性があります。

不完全な自分を受け入れることで、やるべきことが見えてくる

不完全を受け入れる

完璧を求めることは、自分の能力を高めるために必要な感情ではあります。

しかし、完璧ばかりに目を向けると、自分の力量ではどうしようもできない目標に心打ち砕かれてしまうことも。

そうならないためには、

『人間は不完全な生き物である』

ということを前提に考える必要があるということです。

誰だって、生まれた時は泣くことでしか感情を表現できない赤ん坊の状態から人生がスタートします。

その後、歩くことを覚え、言葉を覚え、そしてそれぞれの人が与えられた環境の中で生きていく術を学んでいきます。

人というのは、人生の節々で感じる不完全なことを改善していくことで成長し、その成長の積み上げが生きがいに繋がっていきます。

つまり、自分が歩む道の中で、どんなものが足りないのかを探し、改善していくんです。

人生で大切なのは、完璧を目指すということではなく、常に自分自身のアップデートを継続できるかどうかということ。

完璧主義は、力量を超えた目標設定で挫折するためのものではなく、高い目標に到達するためのエネルギーに変換することが大切です。

ポジティブなエネルギーに変換するためにも、まずは自分が不完全であるということを受け入れ、失敗は自分をアップデートしてくれる最高の糧だということを意識しましょう。

毎日、少しづつ自分をアップデートするんだという気持ちと、継続する習慣をつけることが出来れば、目指していた自分に成長していくことができます。

『完璧主義』は、今の自分を優秀にする為の感情

感情

ちょっと、努力という言葉についてお話します。

世界には、一つの道を究めた匠と呼ばれる人たちがいます。

その匠にあこがれて、弟子にしてほしいと志願する人もおおいでしょう。

匠にあこだれる人から見たら、師匠というのは完璧な存在です。

しかし、匠の立場で考えたとき、彼らは自分自身を完璧だとおもっているのでしょうか。

その道を究めた彼らは、どんな地位になったとしても現状に満足することは決してなく、常に高みを目指して努力し続けています。

匠にとっては、ほかのひとが思う完璧は、これまでの修行の積み重ねが生み出した結果でしかありません。

まわりから匠と呼ばれていようとも、本人はいつまでも弟子のように修行に励み、自分が完璧という思いは持っていないんです。

あなたからすると、尊敬する人は完璧に見えるかもしれません。

しかし、常に自分をアップデートする機会を探し、何年も努力を積み重ねていることを忘れてはいけません。

たいての人は、目標とする人と自分を比較して、できない自分を情けなく思います。

しかし、匠だって最初は何も出来なかった凡人です。

日々の努力を積み重ね、それが成果につながり、周りからの信頼を得た結果、匠と呼ばれるようになったんです。

比較して終わりではなく、尊敬する人に近づくためにはどうしたらいいかを考え、その人が歩んできた道を少しずつでも追いかけてみてください。

継続することで、それが習慣になり、アップデートされていく自分に楽しみを覚えていきます。

そして、気がつけば、憧れだった人が立っていた場所に、あなたもたっているでしょう。

少し脱線した話になりましたが、ここでわたしが言いたいことは、

完璧主義は
×『自己嫌悪になる為の感情』ではなく
〇『目標とする自分に近づくために必要な感情』

だということです。

感情は、考え方次第でマイナスからプラスになります。

しかし、その逆もまた同じこと。

自分の成長に役立てるためにも、『完璧主義』の考え方をしっかりと意識してみてください。

ということで、今回は『完璧主義』のとらえ方について考えてみました。

上手に感情や思考をコントロールできれば、あなたのスキルは確実にアップデートされますので、ぜひ上手に『完璧主義』と付き合ってみてくださいね!