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スキルアップ 心理学

脳のしくみと心理学から学ぶ、良い人間関係をつくる方法

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人間関係って、なかなかうまくいかないなあ。

これは、あなただけではなく、たくさんの方が頭を悩ませているテーマではないでしょうか。

十人十色といわれるように、100人の人がいれば、100通りの性格や考え方があります。

そんな社会で上手に人間関係を築いていくにはどうしたらいいのでしょうか。

今回は、脳のしくみから上手に人付き合いをしていく方法についてお伝えしていきたいと思います。

人の記憶は『1週間』で消えてしまう

ビジネスシーンなんかでは、初対面の方とよく名刺交換を行いますよね。

名前を覚えてもらうためには大切なあいさつではありますが、実は、一度の名刺交換で名前や顔を覚えてもらえることはほとんどありません。

人間の記憶というのは、脳の側頭葉にある『海馬』という部分にまず保存されます。

しかし、これは一時的な保存となっており、その後一度も引き出すことがない場合は、記憶として定着することはありません。

脳は、『重要ではない』と判断した記憶は深く記憶されないようになっています。

その為、再度『海馬』から呼び起こし、『重要な記憶』として認識してあげる必要があります。

基本的に1週間たってしまうと、あなたの印象は、相手の記憶はどんどん忘れ去られてしまいます。

一度顔合わせや名刺交換をした人には、1週間以内にメールや再度お会いするなどして、あなたのことを思い出してもらうことが大切です。

プライベートでも、この方法を上手にできれば、交友関係を上手に広めていくことが出来ます。

あなたの周りにも、こまめにLINEやメールでお礼をしてくれる人はいないでしょうか。

飲み会で偶然知りあった方と連絡先を交換し、帰宅したときにお礼の言葉を添えて、さりげなく特徴を思い出してもらうために話した話題や自分の特徴に触れてメッセージを送ってくれています。

このような人は、普段から上手に自分をブランディング出来ている人です。

日本ではあいさつやお礼のような礼儀作法がしっかりしていると、どんな人にも好印象に感じられます。

上手に『海馬』から自分の記憶を思い出してもらいつつ、プラスで好印象の記憶を添えることで、第一印象はとてもよくなります。

初めてお会いする人とは、最初の一週間でしっかり記憶に残してもらえるようにアプローチしましょう。

『10秒』で人の記憶にのこる方法

『10秒』で人の記憶にのこる方法

2~3人の中で名刺交換を行った場合であれば、後日お礼メールを送ったときに思い出してもらえるかもしれませんが、大人数の中で名刺交換を行った場合は、なかなか記憶に残ることはありません。

そんなときは、『類似性の要因』を利用するのが効果的です。

『類似性の要因』とは、趣味や考え方、住んでる場所など、人と何か共通のことがあると親近感を持つことを言います。

この共通点が多いほど、相手に親近感をもってもらえることになります。

また、人は自分に興味のある情報やものに対しては敏感に反応することができます。

これは、『カクテルパーティー効果』と言って、例えばパーティーのような人が多く騒がしい環境でも、自分が関心の高い話題に関しては鋭くアンテナを張り聞き耳を立てることが出来る効果です。

共通点を見つけ、さらにその人がすきな事や話題であれば、なおさら効果的です。

もし、会話する時間が数分あるのであれば、共通点を引き出せるような質問をすると効果的です。

また、名刺交換など、会話する時間がほんの数十秒しかない場合などは、名刺やその人の特徴からヒントを得るのがいいでしょう。

例えば、住んでる場所が近かったら、「私も○○線を使ってます!」でもいいですし、身に着けている服のブランドから推測してみます。

この方法であれば、少ない時間でも相手の印象に残る会話が出来るので、日ごろから話す人との共通点を探るクセをつけてみてください。

『承認欲求』を満たす言葉を使う

『承認欲求』を満たす言葉を使う

心理学者のアブラハム・マズローが発表した、『マズローの欲求階段説』があります。

『マズローの欲求階段説』

「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、人間の欲求を5段階に理論化したものです。人間には5段階の「欲求」があり、1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとする基本的な心理的行動を表しています。

引用:ferret マーケターのよりどころ より抜粋
『マズローの5大欲求階段』

人間の欲には5段階あり、第一段階の欲が満たされると、次は第二段階の欲求にと、順を追って次の欲が芽生えていくというものです。

第一欲求から第三欲求については、普通に生活していれば満たされる欲求になりますので、多くの人が見たしたい欲求は第四段階の『承認欲求』ということになります。

ちょっと小難しくなりましたが、要は日本人はみんなに尊敬されたいし、ほめられたいんです。

そこで、会話の中では出来る限り為になった話への『ありがとう』や『素晴らしい』のような感謝と尊敬の言葉をかけてあげましょう。

子供は、親から認めてもらいたいから一生懸命頑張るし、認めてもらえると信頼してくれます。

女性は、言葉で『好き』と言ってもらうことで男性を好きになります。

会社の部下は、能力や仕事内容を評価してくれれば、上司を信頼してくれます。

相手の承認欲求を上手に満たしてあげられる人になれれば、一緒にいて心地がい人として良い関係を築くことができるでしょう。

『ポジティブワード』で人気者に

心理学では、『行為の返報性』というものがあります。

これは、自分に好意を抱いている人を好きになりやすいという性質です。

人は、好意を与えられると、その行為にお返ししたくなるんです。

私が尊敬している先輩を思いかえした時も、そういえばみんなそろってポジティブな言葉を常に発する人でした。

もちろん、頭の回転が良く、仕事ができることもあるのですが、周りを見渡せば仕事はできる人も他にたくさんいます。

その中でも、一緒に働きたいと信頼をおけると感じた人は、どんな状況でもポジティブな言葉で励まし、チームワークを高めてくれていた先輩方でした。

「いいね!」「よくやった!」「最高だね!その調子!」

失敗や出来なかったことに対しても、常に前向きに、ポジティブな言葉で返してくれた上司は信頼できますし、すごく頼りになりました。

『ポジティブワード』で人気者に

人気漫画の『ONE PIECE』でも、主人公のルフィーは常にポジティブで明るい言葉で読者に感動を与えます。

最近の漫画では、人気投票で主人公が1位になることは珍くなってしまいましたが、ルフィーが堂々一位を獲得している背景には、常にウソ偽りのなりポジティブな言葉の使いにあるのかもしれません。

普段あまりポジティブな言葉を使わない人は、最初は恥ずかしく感じるかもしれません。

でも、『ほめる』『感謝する』『肯定する』など、出来る限りポジティブな言葉を話すように心がければ、いつのまにか習慣になるので、少しずつでも明るい話が出来るように意識していきましょう。

『ネガティブワード』は脳にも悪い

『ネガティブワード』は脳にも悪い

『口は災いの元』ともいわれますが、誰かの悪口や、批判をする時は覚悟が必要です。

とある心理実験では、ゲーム中に侮辱されるチームとそうでないチームに分かれ、課題終了後に電気ショックを使った学習実験を行ったところ、侮辱されたチームは一番強い電気ショックを与える結果になりました。

先ほど、『承認欲求』についても説明しましたが、人は基本的に誰かから認められたいといい欲求をもっています。

その為、人は侮辱されたりすると、その人を敵とみなし、攻撃的な行動に移る可能性があります。

また、ネガティブな言葉は、脳を老化させるということもわかっています。

脳は、ネガティブな言葉を感じ取ると、ストレスに感じます。

そのストレスが溜まると、脳の『海馬』神経細胞の破壊につながってしまうんです。

さらに、脳の思考にもマイナスな感情を植え付けます。

考えることすべて悲観的で否定的な思考になってしまうので、何事も前向きに考えることが出来なくなってしまいます。

どうしても悪口が言いたくなった場合は、誰かひとり信頼できる人に一度だけ聞いてもらい、その後はすっきり忘れられるようにしましょう。

ただし、ネガティブな言葉は人にも伝線します。

あまりにも悪口やネガティブなことばかり友人に語ってばかりいると、相手も気持ちを病んでしまいかねません。

もしだれかにストレスを聞いてもらいたい場合は、その後ポジティブな行動や発言でしっかりフォローアップして信頼を壊さないように気を付けてください。

『柔軟な心』はハッピーな印象を与える

私は居酒屋でよく梅干しサワーを頼みます。

サワーの中に柔らかな梅干しを一つ入れた、シンプルながらクセになる味が好きなんです。

基本的にどんな居酒屋にもあるものだと思っているのですが、とある国内旅行先のお洒落な居酒屋に行ったとき、メニューに梅干しサワーがありませんでした。

でも、梅があれば作れるだろうと思い、店員に聞いてみたところ、

『すみません、メニューにないものはお出しできません。』

確かに無理を言っているのはこちらなので、あきらめて他メニューを注文することに。

しかし、梅料理もあってサワーもあるのだから、作れそうなのにと私は感じてしまいます。

私のなかで、この居酒屋さんの印象が『旅行先の雰囲気のいいお店』から、『ちょっと融通の利かないお店』に代わってしまったんです。

その後、他の小料理店に移って、改めてメニューを見たんですが、やはり梅干しサワーはなく、その店員さんに聞いてみたんです。

「このあたりでは、梅干しサワーってあまりメジャーではないんですか?」

するとその店主は、

「あー、あまり作らないですね。うちでもメニューにはないですが、梅とサワーあるんでつくってみますよ!」

そう言って、梅干しサワーを出してくれました。

その気遣いとやさしさに、何かとてもハッピーな気持ちになれ、その日の夜はとても気持ちよくお酒を飲むことが出来たんです。

私の中で、『地元料理を出す小さな居酒屋さん』から、『柔軟な対応で楽しい空間を提供できる店主の店』という印象にかわり、友人が旅行するときにお勧めしたい居酒屋さんとなったんです。

人の印象は、ちょっとした柔軟さで印象ががらりと変わってしまいます。

無茶難題をお願いしたり、そのままうけいれることはよくありませんが、今回の店主の気遣いのように、

・少しだけ柔軟に対応してあげる
・少しだけ融通を利かせる

この気持ちをもって対応すれば、相手の心をつかむことが出来るようになります。

仕事や私生活で意識してつかってみよう

仕事や私生活で意識してつかってみよう

ここまで、心理学や脳科学の観点から人間関係を上手に築く方法をお伝えしてきました。

しかし、これらの知識はあなた自信の生活のなかで応用できなければ意味がありません。

どんな優良な情報であっても、その事例が100%あなたの環境に一致することはないので、自分の場合であればどう応用できるかと考える必要があります。

本やインターネットでの情報収集や、知識を学ぶことは、とてもいいことだと思います。

しかし、それらの知識は実際の生活の中でつかうことで初めて意味を成します。

料理をするにも、最高の食材と調理器具をかったところで、それをつかって腕を磨かなくてはいけないように、あなたが学んだ知識は実際に使って経験値を高める必要があります。

本ブログ以外で学んだ知識でもいいので、 少しでもあなたの生活を豊かにできるよう、 心動かされた学びを是非実践してみてくださいね。

ではでは!

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