怒ることが苦手な人の感情コントロール術|怒りは上手に利用する

私は、怒ることがすこぶる苦手です。

それに、大きな声で怒っている人が近くにいるだけで、ストレスを感じます。

あなたの周りでも、すぐ怒る人はいるんじゃないでしょうか。

もしくは、自分がそうかもしれない、と思う人もいるかもしれません。

今回は、他人の怒り自分の怒りに対して、どうやって対処するべきかをお伝えしたいと思います。

そもそも、人はなぜ『怒る』のか。

怒りのイメージ

人類は『怒り』をあらわにすることでパフォーマンスを高めてきた生き物です。

どういうこと?と思う方もいるかと思いますが、

昔々、狩猟を行い生活していた時、『怒り』や『興奮』で体のアドレアリンを出し、集中力や潜在能力を引き出して獲物と戦ってきたといわれています。

これは、スポーツ選手が試合前に自分の体を叩いたり、叫んだりして興奮させることと似ていますよね。

実は、『怒り』というのは上手に使うことで、脳を刺激し、パフォーマンスを高めることが出来るのです。

しかし、現代社会では、一般の人は狩猟をする必要はないですし、身体を張って戦を起こすこともありません。

社会で調和が必要とされる現代では、

『怒り』=『言葉の暴力』

として、ネガティブな言葉としてとらわれがちです。

しかし、社会で活躍していくためには、『怒り』の感情を上手に使っていく必要があります。

例えば、私は下記のタレントさんが大好きです。

・有吉弘行さん
・マツコ・デラックスさん
・坂上忍さん

この方々は、『怒り』を上手に使って、視聴者の心をつかんでいますよね。

少し乱暴な口調ではありながらも、質問や疑問に対して的確なポイントを押さえて反論しています。

『怒り』を使いながら言葉に本気さを感じさせ、相手を「なるほど」と納得させることが出来る、賢い方々です。

闇雲に自分の感情だけを爆発させてしまう人の『怒り』はただの暴力になってしまいますが、上手に感情を言葉にできる人は、社会でも尊敬される人になります。

この『怒り』の考え方を知っているだけでも、普段ストレスしか感じられない『怒り』を冷静にとらえられるでしょう。

尊敬される『いい人』になろう

尊敬されるいい人のイメージ

『いい人』には2パターンあると思っています。

それは、

『尊敬できる良い人』
『都合のいい良い人』

の2種類です。

例えば、あなたの上司が尊敬できるいい人であれば、日ごろ優しいだけでなく、いざというときは厳しくしかってくれることだってあるでしょう。

その代わり、あなたが他の部署やクライアントから理不尽な要求があっても、『怒り』を上手くつかって、要求をはねのけてくれます。

そうやってあなたを守ってくれるはずです。

しかし、都合のいい人は、常に争いを避け、周りに笑顔を振りまいています。

あなたにも、毎日ニコニコしながら接してくれますが、他の部署やクライアントから理不尽なことを要求されたとしても、謝ってばかりで戦おうとはしません。

無理難題を言われているのに、こちらが受ければ丸く収まると思い、その結果あなたが大変な業務量を強いられることになります。

私も、どちらかというと『怒り』を上手に扱えず、いつもペコペコして生きてきた人間でした。

一度マネージャーになってみないかといわれたときがありますが、

「部下を守る力量がないので、きっと苦しめます。」

と、断ったことがあります。

今思えば、その時マネージャーとして経験を積んでいれば、『怒り』をコントロールする方法を学べたかもしれないと後悔をしています。

しかし、そのときの私の中では、尊敬できるリーダーのイメージは、『怒り』を上手に使える人でした。

組織の中では、上手に『怒り』をコントロールできないと、自分や大切な人を守れません。

もし、膨大な業務を押し付けられそうになったとき、

「それはどう考えてもできませんよね?」

を言えなければ、業務に押しつぶされて身も心も辛くなってしまいます。

セクハラ発言連発の上司に対して、

「コンプライアンス的にどうなんでしょうか、、。」

と、表情や態度で『怒り』を表さなければ、永遠に嫌な思いをしてしまいます。

もちろん、言い方は気を付けなければいけません。

しかし、常に笑ってばかりの人は、『反撃しない人』として攻撃の対象とされてしまいます。

そうならない為に、賢く『怒り』を使えるようにしておくことが大切です。

メタ認知力で『怒り』を対処する方法

メタ認知力

では、『怒り』に対処するためにはどういった方法があるのでしょうか。

『怒り』とは、脳が発する感情の一種です。

つまり、現時点で『怒り』をコントロールすることがヘタでも、脳を鍛えれば、コントロールすることが出来るようになります。

その方法の一つは、『メタ認知力』を身につけることです。

『メタ認知』とは、自分のことを客観的にみることを言います。

メタ認知する際のポイント

・どういったときに

・どういった感情で

・周りからどう思われているか

冷静に第三者目線で考えることで、自分自身の『怒り』をコントロールする力を養います。

まず、自分自身が、いつ、どんなタイミングで『怒り』をかんじるのかを記録し、分析します。

そうすることで、自分が『怒り』を感じるときのパターンを理解することが出来るようになるんです。

その後同じ『怒り』を感じるときには、冷静に対処することが出来るようになり、他人の『怒り』パターンやタイミングもわかるようになってきます。

何か理不尽なことで怒鳴ったりする人がいた場合、 普段気が弱い人なんかは委縮してその人の言いなりになってしまいがちです。

しかし、それでは理不尽な人の言いなりで搾取される人生になってしまいます。

『メタ認知力』をしっかり高められれば、理不尽な人が怒っている理由を冷静に受け止め、理屈で反論することが出るようにもなります。

しかし、反論すると余計に興奮して攻撃する人がいることも事実です。

その場合、その人やその環境には近づかないことが大切です。

いくらこちらが正しい反論をしたところで、火に油を注ぐことになります。

自分の正確や行動は変えられても、他人の感情や行動はそう簡単に変えることはできません。

であれば、ムダな抵抗をして精神をすり減らすよりも、あなたのほうから遠ざかりましょう。

たとえそれが職場だったとしても、毎日同じ苦しみを味わうのであれば、無理をして働き続けることはしなくて大丈夫です。

生活が困ることになるかもしれませんが、精神をボロボロにして体調を崩し、働けなくなるくらいなら、人生を切り替える気持ちで退職してしまったほうがよっぽどいいです。

『怒り』をコントロールすることはとても大事ではありますが、あくまで自分を守る為の手段の一つです。

一つの手法に固執するのではなく、選択肢は多く持っておいたほうが、心にもこれからの人生でも余裕が生まれるので、まずは怒りをコントロールし、それでも無理なら逃げるという選択肢を持っておきましょう。

ということで、今回は『怒り』について説明させていただきました。

終身雇用の崩壊、コンプライアンスの見直しなど、これまで良しとされてきた常識はすべて変わっていきます。

時代の変化に対応していくためには、国や他人を変えることに時間をかけるより、自分自身を強くすることのほうがコスパがいいです。

人生は長い。

その分、楽しく生きるためには、まずは自分が変わる勇気を持つことが大切です。

少しでもこの記事が参考になったと感じた方は、是非読み終えたこの瞬間から、自分の『怒り』と向き合ってみてくださいね:)

ではでは!

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